今日の読書-積ん読本よ、忘れてはいないぞ-

『戦争の世紀を超えて』(森達也 姜尚中講談社
→1ヶ月前に往来堂にて購入。読もうと思ったら部屋のどこに置いたのか忘れていて…。別に私の部屋は広くはありませんよ、念のため。

→まだ冒頭部分しか読めてない。これはちょっと時間かかりそうだなあ。冒頭森達也姜尚中の出会いについて書かれているが、「森さんらしいな」と。幾度か森達也は講演で拝見しているが、もう文章のままの人。イデオロギッシュではなく、知識のない所から話が始められる。そしてそれが最大の武器。『池袋シネマ青春譜』を読めば彼の経歴がわかるが、もともとは劇団でもあったり、同窓の黒沢清の映画(『神田川淫乱戦争』)に出たり。ただこのようなフットワークの軽さって育った時代が背景にあるような。嗚呼憎むべき階級社会…。